産業廃棄物の取り扱いには許可が必要？
産業廃棄物は製品の製造を行っている場所では毎日多くの廃棄物ができてしまいます。そのため、それらの廃棄物を運び処理する必要があるのですが、自由に運搬・処分することは法律で禁じられています。
産業廃棄物を運搬・処分するためには、各自治体の許可が必要で、その作業に従事する人は資格（免許）が必要となります。
産業廃棄物を扱う許可を「産業廃棄物収集運搬の許可」と呼ばれるもので、
・産業廃棄物を専用の車両に積み込みを行う地域での許可
・産業廃棄物を運搬し、おろす地域での許可
という風に、産業廃棄物を車両に積み、移動する（通過するだけ）ときに通る都道府県への許可は必要ありませんが、産業廃棄物を車両につむ、おろすの2つの地域の許可が必須です。
そのため、複数ヶ所で産業廃棄物を車両に積み込む場合は、そのすべての地域の許可を取る必要があるので、許可申請の手続きは面倒ですし、許可が下りるまでに時間がかかってしまいます。
複雑で複数の許可申請は、時間をかけてゆっくりと行う余裕があればいいのですが、そんなことをしていては産業廃棄物はどんどん溜まってしまいますので、スピーディーな申請手続きは必須です。
スムーズにそして確実に許可申請をクリアし、許可を取得するためには、やはり行政書士などの専門家へ依頼するのが一番なので、手間暇をかけずに有効活用することをおすすめします。